耳コピーで5人編成のバンドの音を取る順番

公開日: : 最終更新日:2015/06/04 未分類

KIMG0678[2]では早速、音をとって行きます。これは私の取り方です。

1、まずボーカルを先に音とりします。

理由は、もし、ボーカル以外のパートの音とりを先にしたら・・・今、一体、曲のどの辺りの音をとってるのか、途中で分からなくなるんです。そうなると、初めから聞き直して、今何小節目だ、など、超時間がかかってしまうので、そんな無駄な時間を防ぐために、まずは、ボーカルを先にとります。

ボーカルは今聞いてる場所の手掛かりと与えてくれます。これは、ボーカル入りの曲だけでなく、インストものの曲でも、そうです。メロディーを先にとると、

無駄な時間を省けるので、いい方法です。レコードコピーの仕事は、非常にタイトな期限締めが多いので、わずかな無駄な時間も、避けて、素早く仕上げたいですよね。

2、次に、ドラムの音を取ります。

理由は、音色が聞き取りやすく、簡単なので、速く音とりが終わるからですう。

ドラムは 基本、バスドラ、スネア、シンバル、ハイハット系、タム、パーカッション などの順番でとります。

例えば、バスドラの音をとる場合、バスドラの音色だけに耳を集中し、音をとります。最後、エンディングの所まで、一気に音をとります。今度は、スネアドラムを最初から最後まで音をとります。

そうやって ドラムも細かく分けて音を追っていくと、わりに簡単なリズムで、同じパターンが続きます。そうすることで、スピーディーに、音を撮り終わる事ができるのでR。

ここで注意は、タムです。

コロコロと32分音符や三連符など、複雑なブレイクを叩いていたりします。タムでの注意は、そのプレイヤーが、何個タムを使っているかです。普通3つか4つが多いですが、5つの時もあります。

 

またシンセドラムについても、生のドラムの音色と違いますので、音色について、いつも良く聞いて、学んでいる必要があります。

次に、ベース

ベースの音は ボーンボ ボーン みたいに、低い音で鳴ってるイメージを受けますが、実は、ベースは、大変美しいベースラインを弾いていたりします。

また、ロックやヘビメタのベースは、八分音符の連打もあります。

どちらにしても、ベースの動き方、ベースライン、ベースのフレーズを、よーーく学び、知る必要がありすぎます。でないと、低すぎ&他の楽器とかぶって、何の音か分からなくなりやすいからです。

また、曲によって、ドラムのバスドラと ベースの音が、オーバーラップして 非常に聞き取りにくい事があります。

この音はベースなのか、バスドラなのか・・。そんな場合に、素早く判断し、音をとれるために、バンドの中で演奏されてる ベースのメロディを真剣に学ぶ必要があります。

次にギター。

ギターは、2本使ってたりあるので、注意してよく聞きます。

2本使ってる場合、大体 どちらかが、バッキングで、どちらかが、何かのフレーズやアドリブ、アルベジオなど弾いてます。

そして、2本のギターが入ってる場合、ギターの種類も違ったりしますので、注意します。

ギターのアドリブは、ハンマリングオン、オフ、プリングオン、オフ、スライドなど 色々な奏法がありますので、このあたりは、ギター独自の勉強が超必要です。でないと、今、ハンマリングオンなのか、またはプリングオンなのか、さっぱりわかりません。非常に注意が必要です。

どの音から、どの音まで、音が上がってるか、下がってるか、

音を弾いてから 音がスライドするのか、スライドしながら固定の高さの音になるのか、これは、非常に重要な項目です!!。

ギターアドリブサウンドの代表的な奏法ですので、わからない方は前もって、学んでおきましょう。

また、エフェクターで ディストーションやオーバードライブ系のものがかかってコードを弾いていると、がーーーーっとなって、何の音をどのように弾いて、グリッサンドしてるかも、聴きとれなくなります。

そんな場合のコードの和音 1つ1つを聞きとるコツは、出だしの一瞬の和声に注目し、音をとる事です。そして、グリッサンドした最後の和音をきちんと把握し、聞き取ります。そうしたら、途中の音は、スライドしているだけですので、簡単です。

次は、ピアノです。

なぜ、両手で弾いてるピアノが最後か・・、

簡単な曲だったら大丈夫ですが、両手で弾いてる難しい曲の場合、

ギターより大変だったりするので、最後に回してしまいますう。

曲全体を通して

音とり、耳コピーは、

全ての楽器とその楽器ごとの専門的な知識 楽器法関係の知識が凄く必要です。

そして、楽典、和声、コード、リズム が素早く聞きとれ、楽譜に書ける能力を必要とします。

単に、耳が良く聞こえる だけでは、難しい部分が多々ありますので、

これを読んで下さってる皆様も、是非、いろんな学びも共に学んでいって下さいね。

増井 優子

 

 

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